片付けられない女の家族

とつぜん「余命あとわずか宣告」を受けた母の汚宅を片付けることに。必死の努力で病人の生活する空間を作ったものの、自分の病状を知らない母はキレまくり。さてどうしたものか、迷走中・・・。

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トイ・ストーリー3

いわずと知れた、あのピクサーのCGアニメ。


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最近DVDで観て、

その後たまたま『トイスト3』についてのブログやコラムをいくつか目にしたのだが、

その内容にちょっと引っかかるものがあった。

特に「これ見たらモノが捨てられなくなった~」

という感想について。

おおきなお世話だが、

それ、ちょっとちがうんじゃない?

と言いたい。





この映画は『1』『2』から引き続き

「モノのあふれる消費社会において求められる倫理的態度」

というテーマが5歳児にもわかるように描かれている。



特に『3』では、

「役割を終えたモノに対するあるべき態度とは」という問題提起に対して、

ひとつの誠実な回答にたどり着くことに成功している。

そのラストシーンの切なくてやさしいことといったら。

ひさしぶりに泣いた。

(ネタバレするので詳細は省略)



なぜ切ないのか。

それは単に「モノを大切にしようね」といった教条的内容を超えて、

人の成長過程における「成熟と喪失」がきちんと描かれているから。

「アンディのそばにいること」が至上命題だったおもちゃたちも、

もう手にすることはないのにおもちゃを手放せずにいるアンディも、

ある経験をきっかけにやがて広い視野をもつことができるようになる。

喪失の痛みを超えて、あるいは痛みとつきあいながら、

次のステップへと進む=成熟していくのだ。



そこに込められているものは、

「モノにも自分の心にも、ちゃんと向き合おう」

「手放すこととは切り捨てることではない」

「失う痛みは怖いけど、過度におそれることはないかもしれないよ」

というメッセージではないだろうか。





見た人がそれぞれ自分の思いを投影することができるというのは

秀逸な映画のひとつの条件だし、

「いや~んかわいそうで捨てられない~」

というのもひとつの立派な感想なんだけど、

そこにとどまるのは少しもったいない気がする。

この映画のテーマの醍醐味というのは

そのもうひとつ先にあると思ってしまうのだ。



特に、モノを手放せなくて困り系の人へ。




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テーマ:片付け・収納・お掃除 - ジャンル:ライフ

  1. 2010/12/03(金) 21:03:55|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:1
  4. | コメント:7

ご無沙汰しております2010

最近トイ・ストーリー3のDVDを見て、

ふとこのブログのことを思い出しました。

(なぜ思い出したかは次の記事に書きます)



もうはじめて3年、

しかもリアルタイム更新は最初の3ヶ月だけなのに、

いまだにカウンターの数が増え続けていて驚いています。

「片付けられない女」という言葉が世間に定着したからか、

いま「断捨離」が流行っている(?)からか。

なににせよ、

多くの方に興味を持っていただけるのはありがたいことです。



いろいろな感情をもてあましながら片付けていたときは、

「3年後の私はどう考えるんだろう」「5年後の私は・・・」

と、しょっちゅう想像していました。

当時はその想像が、

感情に流されすぎずに行動するための判断基準になったりもしていました。



現実に3年たって振り返ってみると、

想像に近いもの、そうでもないもの、いろいろな思いがあります。

あくまで特殊体験に対する個人の考えで恐縮ですが、

今後の自分のためにもちょこっと残しておきたいという気持ちになりました。



ということで、また少しづつ更新します。






テーマ:片付け・収納・お掃除 - ジャンル:ライフ

  1. 2010/12/02(木) 20:10:51|
  2. その後
  3. | トラックバック:1
  4. | コメント:6

雛人形

片付け開始から1年以上たった現在、

実家の状態は

 ”人を呼べる程度に雑然とした生活空間+倉庫2部屋”

といったところ。

60代の父一人暮らしだから、まだまだ明らかに物が多い。



父ももう高齢の域にさしかかっている。

子供としては、掃除もしやすく安全な、

シンプルな空間で生活してもらいたい。

父自身も本来そういうのが好きなはずだ。




最終的にそうなればいいのだが、

今は片付けが停滞している。

理由はたぶん、

ある程度生活空間を確保できていることと、

不条理にものを増やし続ける人間がもういないということで、

父の ”捨てたいという反射的欲求” が弱くなったから。

まあ、そういうものかもしれない。




ということで、

最近はまとめて処分するというよりも、

この一年手のまわらなかった

ひとつひとつの物の吟味やお手入れが続いている。




先日は和室の天袋の奥から雛人形を取り出し、虫干し、

の予定だったが・・・。

遅かった。

箱のふたを開け緩衝材がわりの和紙を取り出すと、

なんか穴だらけ。

いやーな予感。

やっぱりすでに虫に食われまくってた。

ただ食われていただけでなく、

あちこちにフンと思われる黒い粒、

何かが脱皮したあとの抜け殻、繭、死骸がいっぱい。ひぃぃー。

大きな箱そのものが虫たちのパラダイスになっていたらしい。




・・・雛人形って、生まれてきた子の身代わりになって

厄災から身をまもってくれるお守りだよね。

その娘の健やかな成長を託したお守りを

自ら虫地獄という災難にさらすって。

そこに本当に幸せを願う気持ちはあったんだろうか。

あると思ってたんだろうな。

母の支離滅裂さを思い出し、

久しぶりにやるせない気持ちになった。





虫に食われて顔や衣装が無残に穴だらけになっている人形たち。

これは明らかに、

私に降りかかるはずの災難を引き受けてくれたわけじゃないよなあ。

だって私も同時に被害にあってたもん。

お互い大変だったね。

今後はちゃんとお手入れするから、

これからはゆっくりしてよ。

ごめんね。



「いいってことよ」



そう言ってくれたと勝手に信じて、

この日の虫干しは終了。

たぶん言ってないだろうけど。



  1. 2009/03/18(水) 21:37:18|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:7

ご無沙汰しております

ブログ主の mio です。

まったく更新していなかったにもかかわらず多くの方にアクセスいただき、

ありがとうございます。



母を見送ったあと、

事後処理や自分の生活で多忙な毎日を送っていました。

でも、それが落ち着いてからも、

なぜかこのブログにアクセスする気持ちになれませんでした。



しかし先日やっと母の一周忌をすませ、

いろいろ思うところあってここをのぞいてみると。

アクセスカウンターが20万を超えていて驚きました。



自分にとってはひたすら混乱する気持ちの整理と吐き出しの場でしたが、

読んで下さった方にはなにかを感じていただけたのでしょうか。

だとしたら、とてもありがたいことです。




葬儀を済ませた後のこと、

一年たって思うこと。

ドラマチックな展開はありませんが、

もう少しだけ更新したいと思います。



  1. 2009/03/13(金) 22:10:25|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:5

告別式の後

式が終わった後、

妹一家と親戚3人が家に立ち寄ることになった。

父と私を含めて、大人7人子供2人。




式場では、

いただいた供花を持ち帰るべく準備をしてくれている。

両手でやっと持てる特大花束×4、

片手サイズ×4・・・。

担当の人が律儀に全部包もうとするので、

父が「もうこれ十分です」と制止。



結局花束8つ、お供えの果物の残り(紙袋4つ)、

余った香典返しの袋、香典袋の入った貴重品袋、

親族からのお供えの菓子折り、その他荷物、

遺影、遺骨、位牌などなど、

大型バンいっぱいの荷物。



さらに家には仏壇がないので、

線香をあげたり鈴その他の仏具を置く臨時の台をレンタルすることになった。

家族だけでは当然全部の荷物を持ちきれず、

葬儀社の車で、担当者2人と一緒に運んでもらう。



家に到着後、親族をマンションロビーで待たせ、

和室に白木の台を置いて遺骨・遺影をセットしてもらった。

花を運び込んで、花瓶がすぐに取り出せないことに気づく。

とりあえず花はその場に放置してもらったが、

それだけで6畳の和室が埋まってしまった。




ところで、義弟はここに入るのは2度目らしい。

しかも結婚前の挨拶以来ということで、

やや挙動不審に(といっても憎めない感じで)キョロキョロ。

まあ「こんなときだから片付いてなくてごめんなさいね」

という言い訳が立つ程度の状態なので、

長らく彼を実家から不自然に遠ざけていた妹も

これで少しは楽になったんじゃないかと思う。



全員で順番にお線香をあげたあと、

親族は早々に引き上げていった。

とりあえず自宅で母を偲びつつお線香を、

という流れがスムーズに済んで一安心する。



夜になって、フラワーアレンジメントが6個届いた。

もう置く場所がない・・・。

仕方がないのでバスタブに水を張って花束を突っ込む。

和室はアレンジメントの花だけでいっぱい。




母がまだ若いという事情もあるが、

こんな風にいろいろいただいたり

人の出入りがあるとはあまり想像していなかった。

がんばって和室を空けておいてよかった、

とここでも思い知る。


  1. 2008/02/23(土) 22:59:55|
  2. 葬儀に関して
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  4. | コメント:6
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